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AI検索に引用されないNGな書き方10選。ChatGPTの会話ログ9本・候補187件で確かめた

ChatGPTに日本語で9本の質問を投げ、会話JSONの候補187URLと引用40件を突き合わせました。落ちた147件にだけ共通していた書き方が10あります。冒頭の広告表記、「場合によります」で終わる回答、表だけ置いて文で書かないページが落ちていました。

結論

ChatGPTに日本語で9本の質問を投げ、会話JSONを1件ずつ読みました。検索が走った8本で、候補に入ったURLは187件、回答に引用されたのは40件です。残る147件は候補に並んだまま使われませんでした。

引用された40件と落ちた147件を並べると、落ちた側にだけ共通していた書き方が10ありました。

  1. 冒頭200字に本題以外を置く
  2. 「場合によります」で終える
  3. 比較表を置いて、文で書き直さない
  4. 答えをカテゴリページやまとめページに置く
  5. 見出しを商品名・サービス名にする
  6. メリットだけ書いて、例外条件を書かない
  7. 順位・満足度・調査人数を結論にする
  8. プレスリリースとお知らせに答えを書く
  9. 同じ内容を複数のURLで持つ
  10. 更新日を新しくすることに力を入れる

事業者の立場から見ると、この10個は全部「自社サイトの中でどのページが読まれるか」の話です。料金や仕様を聞く質問では、候補一覧が自社ドメインで埋まります。8本のうち、ある通信事業者への質問では候補14件すべてが同社の公式ドメインでした。敵は競合サイトではなく、自社サイトの他のページです。

第三者メディアが候補に入っても引用されない件は記事81で扱いました。この記事はその続きで、引用の枠を取った側が何を書いていたかを見ています。

Figure

候補に入ったURLの行き先

187 → 40

候補URL → 引用

検索が走った8会話の合計

0

計測パラメータ付きURLの引用

同じページの素のURLは引用された

1/9

検索が走らなかった質問

一般的な「やり方」を聞いた1本

2026-09-21、ChatGPT(ログ上のモデル gpt-5-6)、日本語の質問9本・9会話

何を測ったか

  • 対象: ChatGPT(ログイン状態、デスクトップWeb、新規チャット)
  • モデル: 会話JSONには gpt-5-6 と記録されていました
  • 日付: 2026年9月21日。9本の質問を1回ずつ、同じ日に実行
  • 記録: conversation のレスポンスJSONを1会話1ファイルで保存
  • 数えたもの: 検索結果として候補一覧に入ったURL(187件)と、回答に紐づいた引用(40件)

質問は次の9本です。**社名は伏せます。**落ちたページを名指しすることになるためです。

ID質問の型候補引用
Q1通信事業者のおすすめを聞く114
Q2地域を指定して電力会社のおすすめを聞く127
Q3クレジットカードのおすすめを聞く124
Q4年会費無料という条件を足して聞く125
Q5ある通信事業者の料金プランを聞く145
Q6ある通信事業者の評判を聞く314
Q7AIクローラーのUser-Agentを聞く123
Q8ふるさと納税のおすすめサイトを聞く838
Q9ある施策のやり方を聞く検索なし0

Q4・Q5・Q6・Q7では、モデルが組み立てた検索クエリの末尾に「公式」が付いていました。Q7では site: で1ドメインに絞り込んでいます。固有名や具体条件が質問に入ると、候補はほぼ公式サイトで埋まります。

率は出しません。9会話・187候補では標本が足りないので、実数のまま並べます。落ちた理由もログには記録されていないため、以下に挙げる共通点は推定です。以降は、実際にスニペットと回答に入っていた文を引きながら見ていきます。

引用されなかった書き方10

1. 冒頭200字に本題以外を置く

9会話を通して、例外が1件もなかったのはこれだけです。

Q8(ふるさと納税)では、**同じサイトの同じテーマの3ページのうち、冒頭だけが違う1ページが落ちました。**引用された2ページと落ちた1ページの差は、スニペットの先頭に何が来ているかです。

スニペットの先頭
引用「この記事の結論: ◯◯を重視するならA、△△を重視するならB」
落選「当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。評価基準と広告掲載方針を公開しています。」

同じ型の落選が他に5件ありました。

  • 「本記事には◯◯のアフィリエイトリンク(PR)が含まれます」
  • 「年会費・還元率などの数値は発行会社の公式サイトで確認し、確認日を記載しています。詳しい検証の手順は編集方針をご覧ください」
  • 「編集:◯◯編集部が公式情報を出典付きで掲載(編集方針)」(別の質問でも同じサイトが同じ書き出しで落ちています)
  • 「執筆 ◯◯・公開 2026.05.16・更新 2026.05.24・読了 12分」
  • 「2026年9月16日公開(2026年9月16日更新)◯◯編集部」

2つ目は、数値の確認先と確認日を明記しているページです。情報の扱いとしては丁寧なのに落ちています。書くなと言っているのではなく、置く場所の話です。冒頭を本題に明け渡して、末尾に移せば同じ情報を載せられます。

中でも目を引いたのは、ある比較メディアの書き出しです。

本記事は、当サイトが実施した検証結果や様々な文献を元に執筆しております。ChatGPT等のAIサービスは、本文の執筆には一切使用しておりません(一部のイラストには使用しています)。

読者に向けた誠実さの表明ですが、質問への答えではありません。このページも落ちました。

比較メディアだけの話ではありません。ある通信事業者の「重要事項・料金表・利用規約」ページは、スニペットの先頭がこれです。

CHOOSE YOUR LANGUAGE FOR ◯◯! Our services are provided within the region and laws of Japan.

同じ事業者の「お申し込み方法」ページはパンくずから始まります。

トップ / お客様サポート / お申し込み方法 / ◯◯プラン(データタイプ)のお申し込み方法

どちらも落ちています。言語選択のバナー、パンくず、あいさつ、広告表記。種類は違っても、1段落目が本題でない点は同じです。

逆は成立しません。冒頭が結論でも落ちたページが2件ありました(「30秒でわかる結論」「結論:2025年10月1日以降、…」)。冒頭を直せば引用される、という保証はありません。

直し方はこうです。1文目から結論を書き、置き場所を末尾に移します。

  • × 「平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。このたび当社では…」
  • × 「当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。評価基準と広告掲載方針を公開しています。」
  • ○ 「月30㎥をお使いのご家庭なら、一般料金より年間約◯円安くなります(2026年9月時点)。以下、使用量ごとの金額です。」

広告表記・編集方針・執筆者・監修者・更新日時は、本文の末尾に「この記事について」の節を作ってまとめます。表示の義務は満たしたまま、1段落目を本題に使えます。

2. 「場合によります」で終える

ある通信事業者の公式FAQに「通信速度はどのくらいですか?」というページがあります。答えはこうです。

「ベストエフォート方式による提供となります。実際の通信速度は、ご利用場所、通信環境、ネットワークの混雑状況、対応製品によって変わります」
— Q6の候補一覧に入っていたFAQページ。引用されず

落ちています。同じFAQ群の「料金プランに割引はありますか?」は数値があり、引用されました。回答にはこう載りました。

◯◯割なら毎月110円引きなので、たとえば3GBまでなら968円/月、無制限なら3,168円/月になります

同じ事業者の料金ページからは、この段階が丸ごと運ばれています。

3GBまで月1,078円、3GB超〜20GBまで2,178円、20GB超は3,278円で国内データ無制限

同じサイトの同じFAQ群で、数値のあるページだけが残りました。

質問と一致する見出しがあっても、答えに数値がないページは引用の材料になりません。断定を避ける表現がそのまま不可視化につながっています。

直し方は、変動するという事実を消さずに、代表ケースの数値を先に出す形です。

  • × 「料金はご使用量や季節によって異なります。詳しくはお問い合わせください。」
  • ○ 「月30㎥・2026年9月の調整額の場合、税込◯円です。20㎥なら◯円、40㎥なら◯円になります。調整額は毎月変わるため、最新の単価は料金表でご確認ください。」

条件を細かく付ければ断定できます。「◯◯の場合は◯円」を3ケースぶん並べると、そのうちの1つが回答に運ばれます。留保は数値のあとに置きます。

3. 比較表を置いて、文で書き直さない

Q3で落ちたページは、4社×4項目の比較表を持っていました。スニペットの先頭はこうです。

4社の横並び比較表 2026年6月26日時点の公式・主要二次情報ベース。年会費・基本還元率・最大還元率・付帯保険を1枚に並べる。

続きはそのまま表です。中身は正確で、質問にも合っています。それでも回答には運ばれませんでした。

引用された文はこういう形でした。

  • 「30GB・月2,970円で、5分以内の国内通話が含まれる」
  • 「年会費5,500円だが、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になる」
  • 「4人家族・月370kWhの場合、一般料金より年間約4,900円安い」

条件・固有名・数値・単位が1文に揃っています。表のセルに分かれた数値は、この形になりません。

直し方は、表を消さずに直後へ文を足す形です。表は人間のために置き、同じ内容を文でもう一度書きます。

  • × 比較表だけを置いて、次の見出しへ進む
  • ○ 表の直後に「4人家族・月370kWhの場合、◯◯プランは一般料金より年間約4,900円安くなります。一人暮らし・月150kWhでは差が約◯円に縮みます。」

1文に【条件】【固有名】【数値】【単位・期間】の4つを入れます。どれか1つでも欠けると、回答の対応表に入りません。

4. 答えをカテゴリページやまとめページに置く

自社ドメインの中で、上位の階層にあるページが落ちています。

ページの型
引用電気料金メニュー / 料金プラン / 商品単体のページ / 1問1答のFAQ / 供給エリアのページ / 手順の説明 / 料金表PDF
落選「ガス・電気」のようなカテゴリ / 「まとめプラン紹介」 / 申込トップ / 重要事項・料金表・利用規約 / 申込手続きのフロー

落ちたカテゴリページのスニペットはこうでした。

おトク ガス・電気・インターネットをまとめておトクに!

ガスと電気について ガスと電気の料金メニューやご契約者さま向けの情報はこちらをご覧ください

どちらも下の階層へ案内する文で、答えそのものは下のページにあります。回答はその下のページのほうを引きました。

Q5では、引用された5件のうち3件が1問1答のFAQでした。1ページに1つの質問、という形が最も強く出ています。料金表PDFも引用されており、HTMLでなければ駄目ということはありません。

直し方は、1ページに1テーマまでに割ることです。

  • × /service/(料金・エリア・申込方法・よくある質問を1ページに詰める)
  • ○ /price/ 料金表 / /area/fukuoka/ 供給エリア / /faq/discount/ 「料金プランに割引はありますか?」

疑問文そのままのURLとH1を持つFAQを、質問の数だけ用意します。カテゴリページは各ページへの入口として残し、答えそのものは置きません。

5. 見出しを商品名・サービス名にする

Q1・Q2・Q3の回答はどれも、条件と候補の対応表になっていました。実際の回答はこう書かれています。

月3GB前後なら◯◯や◯◯、20〜30GBなら◯◯、たくさん使うなら◯◯が比較しやすいです

◯◯を使っている家庭なら有力候補

見出しが商品名で切られていると、この対応表に入れません。顧客の条件で切ります。

  • 商品名で切る: 「◯◯プランA」「まとめプランB」
  • 条件で切る: 「一人暮らし(月◯㎥以下)の場合」「オール電化から切り替える場合」「業務用で厨房に使う場合」

Q2(地域を指定した質問)では、地名も勝敗を分けました。候補に6ページ入った比較メディアのうち、引用された4ページは地名か地域の事業者名をタイトルに持ち、落ちた2ページはどちらも持っていません。ある通信事業者の「東京都のサービスエリア」ページも引用されています。

直し方は、H1を顧客が口にする質問にして、H2を条件で切り、供給エリアがあるなら地名を入れる形です。

  • × H1「サービスのご案内」/ H2「◯◯プランA」「◯◯プランB」
  • ○ H1「福岡市の都市ガス料金表【2026年9月】」/ H2「一人暮らし(月20㎥以下)の場合」「4人家族(月30〜40㎥)の場合」「飲食店で厨房に使う場合」

競合と比べたH2も1つ置きます。「地域電力の従量電灯Bと比べてどうか」を自社が書かなければ、その答えは第三者の記事だけが持つことになります。公表されている料金表どうしの比較に限り、比較広告の要件は事前に確認してください。

6. メリットだけ書いて、例外条件を書かない

引用された文には、条件が逆転する場合の一文が混ざっていました。

  • 「ただし燃料費調整額によって逆転する場合があります」
  • 「市場価格上昇時には料金が上がるリスクがあります」
  • 「2GBを超えると最大128kbpsになります」
  • 「混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり」

引用されたあるカード会社のページは、特典の説明のすぐ下にこう書いていました。

商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。カード現物のタッチ決済、◯◯、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。

7%還元という数字と、その対象外になる条件が同じページに並んでいます。回答はこの両方を運びました。

メリットだけのページは、抜き出せる箇所が少なくなります。上限・例外・逆転条件は、書いた分だけ引用の材料が増えます。

直し方は、メリットの1文ごとに例外の1文を足すことです。

  • × 「セットでご契約いただくと、毎月おトクになります。」
  • ○ 「セット契約で年間約◯円安くなります。ただし調整額が◯円/㎥を超える月は、一般料金のほうが安くなる場合があります。」

売り文句としては弱く見えますが、引用されているのはこの「ただし」のほうです。

7. 順位・満足度・調査人数を結論にする

Q6(評判を聞いた質問)では、口コミ記事7本がすべて落ち、公式サイト4ページが引用を取りました。落ちた側が持っていた数字はこういうものです。

  • 満足度2.91(69件)
  • 利用者145人への調査で66%が満足、74%が電波に不満
  • 利用者500名への調査
  • 実測14.5万件の時間帯別データ
  • 人気ランキング1位

落ちた口コミ記事の冒頭はこうです。

本ページはプロモーションが含まれています。執筆 ◯◯編集部 監修 ◯◯ ◯◯の評判は、利用者145人への調査で66%が「満足」と回答する一方、74%が「電波が届かない場所がある」を不満に挙げており

質問にまっすぐ答えている文です。それでも落ちました。引用された公式ページのほうはこう書いています。

東京都では通信品質の評価でRank1を獲得しています ※9項目中 2項目

「9項目中2項目」という但し書きまで含めて、どの範囲の話かが特定できます。回答に使われたのは、料金の段階(1,078円・2,178円・3,278円)、基地局を設置した都道府県数と市区町村数、海外ローミングの上限でした。評判を聞かれた質問なのに、採られたのは仕様と数値です。

例外もありました。Q8では評価項目別のランキングが4ページ引用されています。「サイト・アプリの使いやすさ」「返礼品の魅力」のように、項目ごとにページが分かれていて、どの軸で何位かが特定できる形でした。読者の判断軸と一致した軸での順位は採られ、アクセス数や総合満足度のような軸は採られていません。

直し方は、集計値を読者の行動に変換してから書くことです。

  • × 「お客さま満足度92%(n=500)」「顧客満足度調査で第1位」
  • ○ 「切り替えの手続きは、Webからの申し込みで最短◯日で完了します」「開栓の立ち会いは不要です」

調査結果をどうしても出すなら、軸ごとにページを分けます。「手続きのしやすさ」「サポートの応答速度」のように、読者が判断に使う軸で1ページずつ持てば、その軸の順位は採られます。

8. プレスリリースとお知らせに答えを書く

Q8では、同一内容のプレスリリースが3本候補に入り、全部落ちました。見出しは「認知度および利用したいサイトNo.1」「お客さま満足度90%以上を獲得」です。

ある通信事業者のアンケートページも落ちています。冒頭はこうでした。

おかげさまで◯◯は、2025年12月に1,000万回線を突破しました。いまの◯◯って実際どうなの?本当におトク?つながる?満足できる?◯◯ユーザーのリアルな声を通信簿にまとめました!

問いの立て方は読者の疑問に合っています。続くのが自社アンケートの集計で、料金や条件が出てこない点が違いです。障害情報とサービス提供終了のお知らせも同様に落ちました。

一方、同じQ8で、ある事業者のニュースルームにあった「いつもの買い物と同じ方法で返礼品を見つけるには」という手順の記事は引用されました。形式の問題ではなく、書いてある中身が成果の宣伝か手順かで分かれています。

直し方は、プレスリリースを出すこと自体はやめず、そこにしか書いていない数値を常設ページへ移すことです。

  • × 新プランの料金と適用条件がプレスリリースにしかなく、料金ページには「新プラン登場」としか書いていない
  • ○ プレスリリースは出したうえで、同じ数値・同じ条件を料金ページとFAQに書く。ニュースルームに書くなら「成果」ではなく「使い方の手順」にする

お知らせは日付とともに流れていきます。答えは流れない場所に置きます。

9. 同じ内容を複数のURLで持つ

**計測パラメータ付きのURLは187件中1件も引用されませんでした。**Q6では、同じページが素のURLとパラメータ付き2本の計3本で候補に入り、素のURL1本だけが引用されています。Q3では同一ページが3本まとまって候補に入り、3本とも落ちました。パラメータが7つ並ぶURLも落ちています。

同じ理由で落ちたものが他に2つあります。Q7では、同じヘルプ記事の別サブドメイン版(ロードバランサ用のホスト)が落ちました。同じくQ7で、同じ記事の英語版と韓国語版が落ち、質問の言語と一致する日本語版3本だけが引用されています。

候補の枠は有限です。同じ内容が複数URLで入ると、その分だけ枠が無駄になります。

直し方は、1つの内容に1つのURLを割り当てることです。

  • × /price/・/price/index.html・/price/?utm_source=...・/price/?sessionid=... が別々に候補に入る
  • ○ すべて /price/ に canonical を向け、計測パラメータはサーバー側で落とす
  • ○ 多言語は言語ごとに別URLを持ち、hreflang で相互に宣言する(同じ内容を1URLに混ぜない)

別ホストの複製(ステージング用・ロードバランサ用のサブドメイン)も同じ扱いです。Q7ではそれが落ちています。

10. 更新日を新しくすることに力を入れる

Q3で落ちたランキングページの冒頭はこうです。

2026/09/21 現在 [更新日時]2026/09/21 9:00 [集計期間]2026/09/14〜2026/09/20 ◯◯ユーザーのアクセス数・カード発行状況をもとにランキングを集計しています。

質問を投げた当日の更新で、日付が3つ並んでから本題が始まります。3本とも落ちました。

引用された側には、9か月前(2025年12月)のカード会社の公式ページが入っていました。公式サイトの引用ページは、そもそも公開日のメタ情報を持たないものが大半です。

**更新日は引用の条件になっていません。**古い情報を放置していいという話ではありませんが、更新日の表示を増やす作業に時間を使う根拠は、このログからは出てきません。

直し方は、日付ではなく数値を更新することです。

  • × 中身を変えずに更新日だけ差し替える
  • ○ 数値が変わった月だけ本文を直し、変わった内容を文で書く。「2026年9月の調整額は◯円/㎥です(前月比◯円)」

更新の手間は、日付の表示ではなく数値の鮮度に使います。回答に運ばれるのは数値のほうです。

そもそも検索が走らない質問がある

9本のうちQ9だけは、**検索そのものが走りませんでした。**会話JSONの search_result_groups は空、引用も0件で、回答はモデルの内部知識だけで書かれています。聞いたのは、ある施策の一般的なやり方です。

検索が走った8本は、どれも「どれを選ぶか」「いくらか」「どの仕様か」を聞いています。答えが事業者と時期によって変わる質問です。走らなかった1本は、答えが事業者に依存しない一般論でした。

ウェブを検索するかどうかはChatGPT側の判断で決まります(ChatGPT でウェブを検索する)。検索が走らない質問では、どれだけ良いページを書いても引用の土俵に乗りません。「◯◯とは」「◯◯のやり方」で狙うページは、AI検索の引用をKPIに置かないほうが安全です。1本だけの観測なので、自分のカテゴリで同じことが起きるかは確かめてください。

やること/やらなくていいこと

Figure

自社サイトで料金・仕様を説明している事業者の打ち手

やること

  • 主要ページの冒頭200字を本題だけにし、あいさつ・広告表記・執筆者情報・更新日時を末尾へ移す
  • 「場合によります」で終わっている記述を、条件を足した数値に書き換える
  • 比較表の直後に、条件・固有名・数値・単位を1文にまとめた文を置く
  • 上限・例外・逆転条件を1文ずつ足す

やらなくていいこと

  • 更新日の表示を増やす作業に時間を使う
  • プレスリリースや満足度調査を、引用を取るための施策として続ける
  • 同じ意図のページをカテゴリ配下に増やす
  • 「◯◯とは」「◯◯のやり方」でAI検索の引用をKPIに置く
2026-09-21の9会話(候補187件・引用40件)から

直す順番としては、冒頭の掃除が一番早く効きます。ページを分けたり作ったりする前に、既存ページの1段落目を本題に明け渡すところから始めるのが安全です。

よくある質問

冒頭の広告表記は法律で必要なのでは

必要な場合はあります。この観測で言えるのは、置く位置の話だけです。冒頭に置いたページが落ち、同じサイトの同じテーマで冒頭が結論のページが引用されました。表示の義務を満たしつつ、1段落目を本題に使う形は取れます。表記そのものを消す判断は、法務と広告の要件を確認してから決めてください。

著者名や監修者を書くのは無駄ですか

無駄とは言えません。落ちたページの共通点は、それを冒頭に置いていたことです。末尾に移して引用されるようになるかは、このログでは確かめられていません。確かめられているのは、冒頭を占有していたページが落ちたという事実だけです。

自社調査のデータを出す意味はないのですか

今回、満足度や調査人数を結論にしたページは全部落ちました。ただし評価項目別に分かれたランキングは引用されています。差は、読者が判断に使える軸かどうかです。「満足度90%」は判断に変換できませんが、「この軸で何位か」は変換できます。自社調査を出すなら、読者の判断軸に合わせて項目を分けた形にするほうが、この観測とは整合します。

9会話の観測で言い切っていいのですか

言い切ってはいません。この記事は実数の記録で、率は出していません。落ちた理由はログに残らないので、10個の共通点は推定です。モデルや日を変えたときの再現性も取れていません。冒頭を直せば引用される、とも言えません(冒頭が結論でも落ちたページが2件あります)。確かめられているのは、この9会話で候補187件のうち40件が引用され、落ちた側にこの10個が共通していた、という事実だけです。自分のカテゴリで同じになるかは、同じ手順で確かめてください。

候補一覧はどうやって見るのですか

ブラウザの開発者ツールでNetworkタブを開き、質問を投げて回答が完走してから conversation のレスポンスJSONを保存します。候補URLは検索結果のグループの中に、引用は回答側の参照情報として入っています。回答が完走する前に保存すると、検索も回答も記録されていないファイルになります。今回も4回それで取り直しました。

Sources · 一次情報

この記事は一次情報をもとに作成し、公開前に自動検査を通しています。作成の手順と訂正の方針は運営者情報に記載しています。

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