Glossary · 89語

SEO・GEO用語集

1語につき1文の定義と、その根拠になる公式ドキュメントへのリンクを付けています。定義文はそれだけ読んで意味が通る形にしてあります。

この用語集には、SEOとGEOの実務で出てくる89語を5分野(検索の基礎・テクニカル・コンテンツ・AI検索とGEO・計測) に分けて収録しています。出典はGoogle検索セントラル・Search Consoleヘルプ・web.dev・各AI事業者の公式ドキュメントで、 そこに書かれていない数値や固有名詞は載せていません。

公開 /更新

検索の基礎

検索エンジンがページを見つけて表示するまでの流れと、そこで使われる言葉。

SEOSEO対策 · 検索エンジン最適化 · Search Engine Optimization

SEO(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンが自社のページを取得し、内容を理解し、ユーザーの検索クエリに対して表示できる状態に整える一連の施策のことです。

Googleが公式に示している判断基準は「Google 検索の基本事項」の3本柱(技術的な要件・スパムに関するポリシー・主要なベストプラクティス)で、隠れた裏技はありません。

SEO対策とは(詳しい解説) →出典: Google 検索の基本事項(Google 検索セントラル)

クロールcrawling · クローリング

クロールとは、検索エンジンのプログラムがリンクやサイトマップをたどってページのURLを訪問し、その中身をダウンロードすることです。

クロールされなければインデックスもされません。robots.txt でブロックしているページは、そもそもここで止まります。

ページ診断でクロールの許可状況を見る →出典: Google クローラーとフェッチャーの概要(Google 検索セントラル)

インデックスインデックス登録 · index · indexing

インデックスとは、検索エンジンがクロールしたページの内容を解析し、検索結果に表示できる形でデータベースに登録することです。

クロールされてもインデックスされるとは限りません。Search Consoleの「ページ」レポートで、登録されなかったURLとその理由を確認できます。

テクニカルSEOのレッスン →出典: ページ インデックス登録レポート(Search Console ヘルプ)

クエリ検索クエリ · query · キーワード

クエリとは、ユーザーが検索窓に実際に入力した語句のことです。

サイト側が狙う「キーワード」と、ユーザーが実際に打つ「クエリ」は一致しないことが多く、Search Consoleの検索パフォーマンスレポートで実際のクエリを確認できます。

検索意図のレッスン →出典: 検索パフォーマンス レポート(検索結果)(Search Console ヘルプ)

検索意図インテント · search intent · user intent

検索意図とは、ユーザーがそのクエリを打った目的、つまり何を知りたい・したいのかということです。

同じ語でも「意味を知りたい」「比較したい」「今すぐ買いたい」で必要なページの形が変わります。

検索意図のレッスン →出典: 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成(Google 検索セントラル)

コアアップデートcore update · コア アップデート

コアアップデートとは、Googleが年に数回行う検索ランキングの大規模な見直しのことです。

Googleは、順位が下がったサイトに必ずしも問題があるわけではないと説明しています。個別のペナルティではなく評価の基準そのものが変わるため、対処は個別の修正ではなくコンテンツ全体の見直しになります。

アップデートと順位変動のレッスン →出典: Google 検索のランキング アップデート(Google 検索セントラル)

ランキングシステムranking systems · ランキング システム · 検索アルゴリズム

ランキングシステムとは、Googleが検索クエリに対して関連性の高い順に結果を並べるために使っている、複数の自動化されたシステムの総称です。

Googleは継続して動く「システム」と、その仕組みへの一度きりの変更である「アップデート」を書き分けています。

アップデートと順位変動のレッスン →出典: Google 検索のランキング システム ガイド(Google 検索セントラル)

Google 検索の基本事項Google Search Essentials · ウェブマスター向けガイドライン

Google 検索の基本事項とは、ページがGoogle検索に表示されるためにGoogleが示している3つの柱(技術的な要件・スパムに関するポリシー・主要なベストプラクティス)のことです。

旧「ウェブマスター向けガイドライン」にあたります。SEOで最初に確認する公式の基準はここです。

SEO対策とは(詳しい解説) →出典: Google 検索の基本事項(Google 検索セントラル)

PageRankページランク · リンク分析

PageRankとは、ページ間の相互リンクをもとにページを評価する仕組みで、Googleがサービス開始当初から使っているコアランキングシステムの一つです。

仕組みは当初から大きく進化していますが、今もコアランキングシステムの一部として動いています。

リンクスパム →出典: Google 検索のランキング システム ガイド(Google 検索セントラル)

Google DiscoverDiscover · ディスカバー

Google Discoverとは、Google検索の一部として、ウェブとアプリのアクティビティに基づきユーザーの興味に関連するコンテンツを表示する機能です。

出典: Google Discover の概要、掲載、表示方法(Google 検索セントラル)

テクニカル

クロール・インデックス・表示速度など、ページを「読める状態」にするための用語。

robots.txtロボッツテキスト

robots.txt とは、サイトのルートに置くテキストファイルで、どのクローラーにどのパスのクロールを許可するかを指示するものです。

クロールを止めるファイルであって、インデックスを止めるものではありません。インデックスさせたくないページには noindex を使います。

robots.txtでの書き分け →出典: robots.txt の書き方、設定と送信(Google 検索セントラル)

noindexノーインデックス

noindex とは、metaタグまたはHTTPヘッダーで指定する、そのページを検索結果に表示しないための指示です。

robots.txt でクロールをブロックしているページの noindex は読まれません。noindex を効かせたいページはクロールを許可しておく必要があります。

テクニカルSEOのレッスン →出典: noindex でコンテンツをインデックスから除外する(Google 検索セントラル)

canonical正規URL · カノニカル · rel=canonical

canonical とは、同じ内容が複数のURLで見られるときに、どれを代表のURLとして扱ってほしいかを検索エンジンに伝える指定です。

指定は絶対的な命令ではなくヒントとして扱われます。内部リンクやサイトマップも同じURLを指しているほうが意図が伝わります。

出典: 重複した URL を統合する(Google 検索セントラル)

サイトマップsitemap.xml · XMLサイトマップ

サイトマップとは、サイト内のURLの一覧を検索エンジンに知らせるXMLファイルのことです。

掲載してもインデックスが保証されるわけではありません。noindex のURLを載せると矛盾した指示になるので、載せる条件は表示側と必ずそろえます。

出典: サイトマップの作成と送信(Google 検索セントラル)

構造化データstructured data · JSON-LD · schema.org · スキーママークアップ

構造化データとは、ページの内容が何であるか(記事・商品・FAQなど)を決まった書式で機械に伝えるためのマークアップです。

Googleが対応している型と必須項目は検索ギャラリーに一覧があります。可視テキストと内容が一致していることが条件です。

ページ診断で構造化データを検査する →出典: 構造化データの仕組みについて(Google 検索セントラル)

リッチリザルトrich result · リッチスニペット

リッチリザルトとは、構造化データをもとに、検索結果でレビューの星やFAQの折りたたみなど通常の青いリンク以外の要素が付いた表示のことです。

構造化データを付けても表示されるとは限らず、Googleは表示を保証していません。

出典: 構造化データ マークアップの一覧(検索ギャラリー)(Google 検索セントラル)

レンダリングrendering · JavaScript SEO

レンダリングとは、検索エンジンが取得したHTMLに対してJavaScriptを実行し、ブラウザで見えるのと同じ最終的なページを組み立てる処理のことです。

Googlebotはレンダリングを行いますが、クロールとは別のタイミングになります。本文がJavaScriptでしか出ないページは反映が遅れることがあります。

サーバーが返すHTMLに本文があるか診断する →出典: JavaScript の基本を理解する(Google 検索セントラル)

Core Web Vitalsコアウェブバイタル · CWV · ウェブに関する主な指標

Core Web Vitals とは、ページの読み込み・応答性・視覚的な安定性を測る3つの指標(LCP・INP・CLS)のことです。

ページ エクスペリエンスの一部として扱われますが、Googleはこれだけで順位が決まるものではないとしています。

テクニカルSEOのレッスン →出典: Web Vitals(web.dev(Google))

LCPLargest Contentful Paint · 最大コンテンツの描画

LCP(Largest Contentful Paint)とは、ページを開いてから画面内で最も大きな要素が表示されるまでの時間を測る指標です。

多くの場合、最初に見えるヒーロー画像や見出しがこの要素になります。

出典: Optimize Largest Contentful Paint(web.dev(Google))

INPInteraction to Next Paint · 次のペイントまでのインタラクション

INP(Interaction to Next Paint)とは、ユーザーがクリックやタップをしてから、その反応が画面に描画されるまでの遅さを測る指標です。

重いJavaScriptがメインスレッドを占有していると悪化します。

出典: Optimize Interaction to Next Paint(web.dev(Google))

CLSCumulative Layout Shift · 累積レイアウトシフト

CLS(Cumulative Layout Shift)とは、読み込みの途中でページの要素が予期せず動いてしまう量を測る指標です。

画像や広告枠に幅と高さを指定しておけば、後から挿入されても他の要素が押し出されません。

出典: Optimize Cumulative Layout Shift(web.dev(Google))

301リダイレクト恒久リダイレクト · permanent redirect · 308リダイレクト

301リダイレクトとは、古いURLに来たアクセスを新しいURLへ恒久的に転送し、検索エンジンにURLが移転したことを伝える指定です。

リダイレクトを連鎖させず、古いURLから最終的な行き先へ直接向けます。

出典: URL の変更を伴うサイト移転(Google 検索セントラル)

robots メタタグmeta robots · robots meta tag

robots メタタグとは、HTMLのhead内に置いて、そのページを検索結果に出すか・リンクをたどるかなどをページ単位で検索エンジンに指示するタグです。

robots.txt でクロールを止めているページでは読まれないため効きません。noindex を効かせたいならクロールは許可しておきます。

出典: robots meta タグ、data-nosnippet、X-Robots-Tag の指定(Google 検索セントラル)

X-Robots-Tagx-robots-tag ヘッダー

X-Robots-Tag とは、HTTPレスポンスヘッダーで noindex などのインデックスに関する指示を出す方法で、HTMLではないファイルにも指定できます。

PDFや画像のようにmetaタグを書けないファイルをインデックスから外すときに使います。

出典: robots meta タグ、data-nosnippet、X-Robots-Tag の指定(Google 検索セントラル)

data-nosnippetnosnippet

data-nosnippet とは、HTMLの要素に付けて、その範囲を検索結果のスニペットに使わせないようにする属性です。

ページ全体を対象にする nosnippet と違い、ページ内の一部分だけを除外できます。

スニペットのレッスン →出典: スニペットを管理する(Google 検索セントラル)

クロールバジェットcrawl budget · クロール バジェット

クロールバジェットとは、検索エンジンが一定期間にそのサイトをクロールする量で、サーバーが返せる速度と、そのサイトをクロールしたい度合いで決まります。

Googleはこの管理ガイドを大規模サイト向けと位置づけており、小規模なサイトでは気にする必要はないとしています。

出典: 大規模なサイトのクロール バジェット管理(Google 検索セントラル)

GooglebotGooglebot Smartphone · Googlebot Desktop

Googlebot とは、Google検索のインデックス用にウェブページをクロールするクローラーで、スマートフォン版とパソコン版の2種類があります。

GoogleOther のように検索以外の用途で動くGoogleのクローラーは、別の名前で区別されています。

ページ診断でクロールの許可状況を見る →出典: Google の一般的なクローラー(Google 検索セントラル)

Googlebotの検証verifying Googlebot · なりすまし判定 · 逆引きDNS

Googlebotの検証とは、Googlebot を名乗るアクセスが本物かどうかを、IPアドレスの逆引き・正引きか、Googleが公開しているIP帯の一覧で確かめる手順のことです。

ユーザーエージェント名は誰でも名乗れるため、名前だけでは本物と判断できません。

出典: Googlebot と他の Google クローラーを確認する(Google 検索セントラル)

ユーザーエージェントUser-Agent · UA · UA文字列

ユーザーエージェントとは、アクセスしてきたブラウザやクローラーが自分の名前を伝えるためにHTTPリクエストに付ける文字列のことです。

robots.txt はこの名前でクローラーを指定します。名乗りは詐称できるので、遮断の判断はIPの確認と合わせます。

出典: Google の一般的なクローラー(Google 検索セントラル)

DisallowAllow · robots.txt のルール

Disallow とは、robots.txt に書いてクロールを禁止するパスを指定するルールで、逆に許可を明示するのが Allow です。

同じURLに両方が当たるときは、より長い(具体的な)ルールが優先されます。クロールを禁止してもインデックスから消える保証はありません。

出典: Google の robots.txt の仕様(Google 検索セントラル)

Bingbotbingbot · Bingのクローラー

Bingbot とは、Microsoftの検索エンジン Bing がインデックス用にウェブページをクロールするクローラーです。

Bingが使うクローラーの一覧と robots.txt での指定方法は、Microsoftの公式ページに掲載されています。

出典: Which crawlers does Bing use?(Microsoft Bing Webmaster Tools)

ソフト404soft 404

ソフト404とは、ページが存在しないのにサーバーが200(成功)を返しているために、Googleがインデックスに登録しなかった状態のことです。

Search Consoleの「ページ」レポートに理由として出ます。存在しないURLは404か410を返します。

出典: ページ インデックス登録レポート(Search Console ヘルプ)

JavaScript SEOJS SEO

JavaScript SEO とは、JavaScriptで内容を組み立てるページを、検索エンジンがクロール・レンダリング・インデックスできる形に整えるための考え方と対処のことです。

Googleはレンダリングを行いますが、最初のHTMLに無い内容は反映が遅れることがあります。

出典: JavaScript の基本を理解する(Google 検索セントラル)

HTTPキャッシュETag · Last-Modified · 304

HTTPキャッシュとは、前回から内容が変わっていないことをサーバーが304で伝え、クローラーに同じファイルを再ダウンロードさせない仕組みのことです。

GoogleはETagやLast-Modifiedを返すことを推奨しており、対応するとクロールの無駄が減ります。

出典: Crawling December: HTTP caching(Google 検索セントラル ブログ)

FAQPageFAQ構造化データ · よくある質問

FAQPage とは、1ページに載せた「質問と、その公式な答え」の組を検索エンジンに伝えるための構造化データの型です。

リッチリザルトとして表示される条件はGoogleの検索ギャラリーに記載があり、対象は限定されています。

出典: 構造化データ マークアップの一覧(検索ギャラリー)(Google 検索セントラル)

アンカーテキストanchor text · リンクテキスト

アンカーテキストとは、リンクとして表示される文字列のことで、ユーザーとGoogleにリンク先のページの内容を伝えます。

Googleがクロールできるのは原則として href 属性を持つ <a> 要素のリンクだけです。画像リンクでは img 要素の alt 属性がアンカーテキストとして使われます。

出典: Google のリンクに関するベスト プラクティス(Google 検索セントラル)

nofollowrel="nofollow" · rel="sponsored" · rel="ugc" · rel属性

nofollowとは、リンクに付ける rel 属性の値の一つで、そのリンクとサイトを関連付けたくない場合やリンク先をクロールさせたくない場合に使うものです。

広告や有料のリンクには rel="sponsored"、コメントやフォーラム投稿などユーザー作成コンテンツのリンクには rel="ugc" を使い、どちらにも当たらないときに nofollow を使います。

出典: 外部リンクの rel 属性(nofollow/ugc/sponsored)(Google 検索セントラル)

alt属性代替テキスト · alt text · altテキスト

alt属性とは、img 要素に書く代替テキストで、画像の内容を検索エンジンと画像を見られないユーザーに伝えるものです。

Googleは画像に関する最も重要なメタデータとしており、内容に沿った説明を書き、キーワードを羅列しないよう求めています。

出典: 画像 SEO のベスト プラクティス(Google 検索セントラル)

hreflanghreflang属性 · x-default

hreflangとは、言語や地域ごとに別バージョンのあるページについて、その対応関係をGoogleに伝え、ユーザーの言語や地域に合ったバージョンを表示させるための指定です。

ページXがYを指すなら、YもXを指す相互の指定が必要で、片方向だとアノテーションが無視されることがあります。どの言語にも当てはまらないユーザー向けには x-default を使います。

出典: ページのローカライズ版について Google に知らせる(Google 検索セントラル)

モバイルファーストインデックスMFI · mobile-first indexing · モバイルファーストインデックス登録

モバイルファーストインデックスとは、Googleがインデックス登録とランキングに、スマートフォン用のクローラーで取得したモバイル版のコンテンツを使う仕組みです。

Googleは、モバイル版にもPC版と同じコンテンツ・構造化データ・画像の代替テキストを載せるよう勧めています。

出典: モバイルサイトとモバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法(Google 検索セントラル)

302リダイレクト一時的なリダイレクト · temporary redirect · 307リダイレクト

302リダイレクトとは、アクセスを一時的に別のURLへ転送する指定で、Googleは検索結果にリダイレクト元のURLを表示し続けます。

URLを恒久的に移したのに302のままにすると、検索結果に古いURLが残ります。移転なら301か308を使います。

301リダイレクト →出典: リダイレクトと Google 検索(Google 検索セントラル)

コンテンツ

何を書くか、どう評価されるかに関わる用語。

E-E-A-T経験・専門性・権威性・信頼性 · EEAT · E-A-T

E-E-A-Tとは、経験(Experience)・専門性(Expertise)・権威性(Authoritativeness)・信頼性(Trust)の頭文字で、コンテンツの品質を考えるためにGoogleが示している観点です。

ランキングに直接使われる単一のスコアではありません。中心にあるのは信頼性で、残りの3つはそれを支える要素として説明されています。

コンテンツの書き方のレッスン →出典: 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成(Google 検索セントラル)

有用で信頼性の高いコンテンツhelpful content · ユーザー第一のコンテンツ

有用で信頼性の高いコンテンツとは、検索エンジンで上位に出すことではなく、読む人の役に立つことを第一の目的として作られたコンテンツのことです。

Googleは自己評価用の質問リストを公開しており、「読んだ人が満足して他を探さずに済むか」という観点で自問することを勧めています。

コンテンツの書き方のレッスン →出典: 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成(Google 検索セントラル)

スニペットsnippet · 説明文 · meta description

スニペットとは、検索結果でタイトルの下に表示される、ページの内容を説明する短い文章のことです。

meta description が使われることもあれば、クエリに合わせて本文から抜き出されることもあります。

出典: スニペットを管理する(Google 検索セントラル)

スパムに関するポリシーspam policies · Googleのスパムポリシー

スパムに関するポリシーとは、Google検索で許可されない手法を定めた規定で、違反すると順位が下がるか検索結果から削除されることがあります。

検索順位の操作を主目的とした大量生成、無断複製、期限切れドメインの悪用などが挙げられています。

出典: Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー(Google 検索セントラル)

AI生成コンテンツAIライティング · AI generated content

AI生成コンテンツとは、生成AIを使って作られた文章や画像などのコンテンツのことです。

Googleは、どう作られたかではなく品質で評価するとしており、AIの使用自体は問題にしていません。順位操作を主目的とした大量生成はスパムポリシーの対象です。

出典: Google 検索における AI 生成コンテンツに対する方針(Google 検索セントラル ブログ)

クローキングcloaking

クローキングとは、同じURLに対して検索エンジンとユーザーに違う内容を見せる行為で、Googleのスパムに関するポリシー違反です。

出典: Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー(Google 検索セントラル)

大規模なコンテンツの不正使用scaled content abuse · 量産コンテンツ

大規模なコンテンツの不正使用とは、検索順位を上げる目的で、独自の価値がないページを大量に作る行為のことです。

生成AIを使ったかどうかではなく、独自の価値があるかどうかで判断されます。

出典: Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー(Google 検索セントラル)

サイトの評判の不正使用site reputation abuse · 寄生サイト

サイトの評判の不正使用とは、評価の高いサイトの一部を第三者に使わせ、そのドメインの評価を借りて第三者のコンテンツを上位に出そうとする行為のことです。

出典: Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー(Google 検索セントラル)

期限切れドメインの不正使用expired domain abuse · 中古ドメイン

期限切れドメインの不正使用とは、失効したドメインを取得し、元のサイトとは関係のない内容を載せて過去の評価を使おうとする行為のことです。

出典: Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー(Google 検索セントラル)

誘導ページdoorway page · ドアウェイページ

誘導ページとは、似たクエリを検索結果で数多く取るためだけに作られ、ユーザーを結局は同じ場所へ送るページのことです。

出典: Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー(Google 検索セントラル)

内容の薄いアフィリエイトページthin affiliate · 薄いコンテンツ

内容の薄いアフィリエイトページとは、提携先の説明文をそのまま載せただけで、独自の情報や付加価値がないページのことです。

出典: Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー(Google 検索セントラル)

無断複製されたコンテンツscraped content · コピーコンテンツ

無断複製されたコンテンツとは、他サイトの内容をそのまま、または軽く書き換えただけで転載し、独自の価値を加えていないページのことです。

出典: Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー(Google 検索セントラル)

キーワードの乱用keyword stuffing · キーワード詰め込み

キーワードの乱用とは、順位を上げる目的で同じ語句を不自然に繰り返し詰め込む行為で、Googleのスパムに関するポリシー違反です。

出典: Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー(Google 検索セントラル)

隠しテキストと隠しリンクhidden text · 隠しリンク

隠しテキストと隠しリンクとは、検索順位の操作を目的として、ユーザーには見えない形でページに置かれた文字やリンクのことです。

出典: Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー(Google 検索セントラル)

人間第一のコンテンツpeople-first content · ユーザー第一のコンテンツ

人間第一のコンテンツとは、検索エンジンを動かすためではなく、読む人の役に立つことを目的として作られたコンテンツのことです。

Googleは自己評価用の質問リストを公開しています。順位が下がったときの見直しはここから始めます。

記事の書き方のレッスン →出典: 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成(Google 検索セントラル)

AI検索とGEO

生成AIが回答を作るときの仕組みと、そこに関わるクローラー・ファイルの用語。

GEOGenerative Engine Optimization · 生成AI検索最適化 · AIO · LLMO · AEO

GEO(Generative Engine Optimization)とは、生成AIが作る回答の中で自社のコンテンツが引用・言及されやすい状態に整える施策のことです。

AIO・LLMO・AEOはほぼ同じ対象を指す呼び名違いです。GEOという語は2023年の論文(arXiv:2311.09735)に由来します。

GEOとは(詳しい解説) →出典: GEO: Generative Engine Optimization(arXiv:2311.09735)(Aggarwal ほか(KDD 2024))

AI OverviewAIによる概要 · AI Overviews

AI Overview(AIによる概要)とは、Google検索の結果ページの上部に表示される、生成AIがまとめた回答とその参照リンクのことです。

Googleは、ここに表示されるための追加要件はなく、通常の検索に対する最適化がそのまま適用されると説明しています。

GEOとは(詳しい解説) →出典: AI 機能とウェブサイト(Google 検索セントラル)

AI ModeAIモード

AI Mode(AIモード)とは、Google検索の中で、通常の検索結果一覧ではなく生成AIとの対話形式で回答を得るモードのことです。

GEOとは(詳しい解説) →出典: AI 機能とウェブサイト(Google 検索セントラル)

AIクローラーAI bot · AIボット · GPTBot · ClaudeBot · PerplexityBot

AIクローラーとは、生成AIを提供する事業者が運用する、回答の生成やモデルの学習のためにWebページを取得するプログラムのことです。

用途は「AI検索の回答に出るため」と「モデルの学習に使われる」に分かれ、robots.txt では別々のトークンで制御します。ブロックの影響が違うので、一括で止めないこと。

AIクローラー14種の一覧と役割 →出典: Overview of OpenAI Crawlers(OpenAI)

Google-Extendedグーグルエクステンデッド

Google-Extended とは、GoogleのAIモデルの学習などにコンテンツを使うかどうかを、robots.txt で個別に制御するためのトークンです。

ページのクロールを行う実体ではなく、用途の制御に使うトークンです。ブロックしてもGoogle検索でのインデックスや順位には影響しません。

robots.txtでの書き分け →出典: Google の一般的なクローラー(Google 検索セントラル)

ユーザー トリガー フェッチャーuser-triggered fetcher · ユーザー起点フェッチャー

ユーザー トリガー フェッチャーとは、定期的な巡回ではなく、ユーザーの操作をきっかけにその場でページを取得するプログラムのことです。

巡回型のクローラーとは別に扱われ、robots.txt の一般的なクローラー向けの記述に従わない場合があります。

出典: ユーザー トリガー フェッチャー(Google 検索セントラル)

llms.txtLLMsテキスト

llms.txt とは、サイトの概要と主要なページを大規模言語モデル向けに平文でまとめる、サイトのルートに置く提案仕様のファイルです。

標準化された仕様ではなく、対応するかどうかは各AI事業者に委ねられています。実ページ側の書き方を整えるほうが確実です。

このサイトの llms.txt →出典: The /llms.txt file(llmstxt.org)

引用元リンクcitation · 出典リンク · 参照リンク

引用元リンクとは、AIが生成した回答の中で、その内容の根拠として示される元ページへのリンクのことです。

AI検索から人が訪れる経路はここに限られるため、GEOでは順位ではなく「引用されたか」を成果として見ます。

出典: PerplexityBot(Perplexity)

学習用クローラーtraining crawler · AI学習クローラー

学習用クローラーとは、AIモデルの訓練データを集める目的でページを取得するクローラーのことです。

ブロックしても、検索結果やAI検索での引用には影響しません。引用してほしいが学習には使わせたくない、という切り分けができます。

用途別のクローラー一覧 →出典: Does Anthropic crawl data from the web, and how can site owners block the crawler?(Anthropic)

AI検索向けの最適化AI optimization · AI検索対策 · AI対策

AI検索向けの最適化とは、AI OverviewやAI Modeのような生成AIの回答に取り上げられるようページを整えることで、Googleは従来のSEOと別物ではないと説明しています。

Googleが挙げているのは、独自で有用な内容・技術的にアクセスできること・スニペットを許可すること・構造化データなど、SEOと同じ項目です。

GEOとは(詳しい解説) →出典: AI 検索での成功に向けたガイド(Google 検索セントラル)

GPTBotOpenAI GPTBot

GPTBot とは、OpenAIがモデルの学習に使うデータを集めるために動かしているクローラーです。

robots.txt でGPTBotを拒否しても、ChatGPTの検索表示に使われるOAI-SearchBotとは別扱いです。

AIクローラーの設定(ひな形あり) →出典: Overview of OpenAI Crawlers(OpenAI)

OAI-SearchBotOpenAI SearchBot

OAI-SearchBot とは、ChatGPTの検索機能が回答に載せるリンクを集めるためにOpenAIが動かしているクローラーで、モデルの学習には使われません。

AI検索からの流入がほしいなら、GPTBotを拒否する場合でもこちらは許可しておきます。

AIクローラーの設定(ひな形あり) →出典: Overview of OpenAI Crawlers(OpenAI)

ChatGPT-UserChatGPT User Agent

ChatGPT-User とは、ChatGPTの利用者の操作をきっかけに、その場でページを取得しに行くときにOpenAIが使うユーザーエージェントです。

定期的な巡回ではなく、利用者1回の依頼に応じた取得です。

出典: Overview of OpenAI Crawlers(OpenAI)

PerplexityBotPerplexityのクローラー

PerplexityBot とは、Perplexityが検索インデックス用にページを収集するクローラーで、回答内の引用リンクに使われます。

出典: PerplexityBot(Perplexity)

Perplexity-UserPerplexity User

Perplexity-User とは、Perplexityの利用者の操作をきっかけにページを取得するときに使われるユーザーエージェントです。

出典: PerplexityBot(Perplexity)

ClaudeBotAnthropicのクローラー

ClaudeBot とは、Anthropicがウェブからデータを収集するために動かしているクローラーで、robots.txt での拒否に対応しています。

出典: Does Anthropic crawl data from the web, and how can site owners block the crawler?(Anthropic)

計測

施策の効果を確認するための指標とレポート。

Search Consoleサーチコンソール · GSC · Google Search Console

Search Console とは、自分のサイトが Google 検索でどう扱われているかを確認できる、Google の無料ツールです。

検索での表示回数・クリック・順位と、インデックス登録の状況を確認できます。SEOの効果は事前に予測できないため、判定材料は基本的にここの前後比較になります。

計測のレッスン →出典: 検索パフォーマンス レポート(検索結果)(Search Console ヘルプ)

表示回数impressions · インプレッション

表示回数とは、検索結果に自分のページのリンクが表示された回数のことです。

表示回数があるのにクリックが少ない場合、順位ではなくタイトルと説明文が原因のことがあります。

出典: 検索パフォーマンス レポート(検索結果)(Search Console ヘルプ)

CTRクリック率 · click-through rate

CTR(クリック率)とは、検索結果に表示された回数のうち、実際にクリックされた割合のことです。

上位に出ているのにCTRがサイト平均を下回るクエリは、タイトルの書き換えで改善できる候補です。

計測のレッスン →出典: 検索パフォーマンス レポート(検索結果)(Search Console ヘルプ)

平均掲載順位average position · 平均順位

平均掲載順位とは、対象の期間・クエリにおいて、自分のページが検索結果で表示された位置の平均のことです。

検索結果はユーザーや時期によって変わるため、単独の数値より前後比較で見ます。

出典: 検索パフォーマンス レポート(検索結果)(Search Console ヘルプ)

URL検査URL inspection · URL検査ツール

URL検査とは、Search Console で個別のURLを指定し、インデックスの状況・取得できたHTML・レンダリング結果を確認できる機能です。

「なぜこのページが出ないのか」を1URL単位で切り分けるときに使います。

出典: URL 検査ツール(Search Console ヘルプ)

手動による対策manual action · 手動ペナルティ

手動による対策とは、Googleの担当者がスパムに関するポリシーへの違反を確認したうえで、そのサイトの掲載順位を下げるか検索結果から削除する措置のことです。

Search Console にレポートがあり、通知が無ければ手動による対策は受けていません。順位が下がった原因の切り分けで最初に確認します。

アップデートと順位変動のレッスン →出典: [手動による対策] レポート(Search Console ヘルプ)

トラフィックの減少traffic drop · 流入減

トラフィックの減少とは、検索からの流入が以前より減った状態のことで、原因は技術的な問題・アルゴリズムの変更・季節性・報道量の変化など複数に分かれます。

Googleは減少のパターン別に切り分ける手順を公開しています。原因を決め打ちせず、まずグラフの形を見ます。

アップデートと順位変動のレッスン →出典: 検索トラフィックの減少をデバッグする(Google 検索セントラル)

ページ エクスペリエンスpage experience · ページ体験

ページ エクスペリエンスとは、コンテンツの内容そのものとは別に、そのページがどれだけ快適に使えるかという観点のまとまりを指します。

Googleは単一の指標ではないとしており、良い体験だけで有用でないコンテンツが上位になるわけではないと説明しています。

出典: ページ エクスペリエンスの概要(Google 検索セントラル)

クリック数clicks

クリック数とは、Google検索の結果からそのサイトへ移動した回数のことです。

表示回数と並べて見ます。順位が低いページは表示があってもクリックはほとんど発生しません。

出典: 検索パフォーマンス レポート(検索結果)(Search Console ヘルプ)

検索での見え方search appearance

検索での見え方とは、Search Consoleで、リッチリザルトや動画などの表示形式ごとに成績を分けて確認するための区分のことです。

出典: 検索パフォーマンス レポート(検索結果)(Search Console ヘルプ)

クロールの統計情報crawl stats · クロール統計

クロールの統計情報とは、Search Consoleで、Googleがそのサイトへ行ったリクエスト数・応答コード・平均応答時間を確認できるレポートのことです。

5xxが増えているとクロールは減ります。順位より先にサーバーの状態を疑うときに見ます。

出典: クロールの統計情報レポート(Search Console ヘルプ)

フィールドデータfield data · CrUX · 実測値

フィールドデータとは、実際の利用者がページを開いたときに計測された表示速度などの値のことで、試験環境で測るラボデータと区別されます。

Core Web Vitals の判定はフィールドデータで行われます。

出典: Web Vitals(web.dev(Google))