Google 2026年5月コアアップデートが6月2日に完了。12日間の変動が終わる
5月21日に始まったコアアップデートが6月2日に完了しました。3月の更新に続く2026年2回目になります。展開が終わった今こそ着手すべき検証の手順と、やってはいけない対応を整理します。
結論
Googleの2026年5月コアアップデートが、6月2日に完了しました。展開の開始は5月21日で、期間は約12日間です。
2026年は3月にもコアアップデートがありました。3月27日に始まり、4月8日に完了しています。数週間かけて評価が並び替わる更新が、短い間隔で続いている状態です。
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2026年5月コアアップデートの経過
- 1
3月27日〜4月8日
3月コアアップデートが展開・完了
- 2
5月21日
5月コアアップデートの展開開始
- 3
6月2日
展開完了。約12日間
- 4
以降
変動が落ち着き、比較と検証ができる状態になる
完了したということは、ここからが検証の時期だという意味です。展開中の数字は途中経過にすぎず、判断材料になりませんでした。
検証は「上がったページ」から始める
多くの現場では、下がったページから調べ始めます。これは順序として効率が悪いと考えられます。
下がった理由は、自社のページの中には書かれていないためです。相対評価が動いた結果なので、比較対象を見ないと理由が分かりません。先に上がったページを調べると、Googleが今回どの性質を評価したかの手がかりが得られます。
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検証の順序と、得られるもの
下がったページから
非効率
- 自社ページを何度も読み直す
- 原因が特定できず推測で終わる
- 改善方針が「もっと良くする」になる
上がったページから
推奨
- 評価された性質の仮説が立つ
- その仮説を下がったページに当てる
- 改善方針が具体的な項目になる
自社に上がったページがなければ、その領域で上位に来た他社のページを見ます。順位が入れ替わった前後を比べると、共通点が見つかることがあります。
見るべき項目を挙げます。更新日の表示、著者名の有無、一次データの有無、そして冒頭で結論を出しているかどうかです。この4つは目視で確認でき、自社ページとの差も判定しやすい項目になります。
差が見つかっても、それが原因だと断定はできません。仮説として扱い、下がったページのうち1〜2本で試してください。全ページに一度に適用すると、効果があったのかどうかを検証できなくなります。
影響を受けるページ・クエリ
影響が出やすいのは、検索意図が広く、代替できるページが多いクエリです。「〇〇とは」「〇〇 おすすめ」「〇〇 比較」のような検索が該当します。
具体例を挙げます。人材系のメディアで「転職 面接 質問例」のような記事を持っているとします。同じテーマの記事は競合にも多数あり、内容も似通います。この状態は、コアアップデートで評価が並び替わりやすい典型です。
もう1つはECサイトの解説記事です。「加湿器 選び方」のようなページは、商品詳細ページと違って一意の答えを持ちません。ここも動きやすい領域になります。
一方、影響が小さいのは指名検索と、答えが1つに決まるクエリです。ブランド名での検索、店舗の営業時間、型番の在庫確認は並び替えの余地がありません。ここが下がっている場合は、別の原因を先に疑ってください。
やること/やらなくていいこと
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展開完了後の3週間でやること
やること
- 5月21日〜6月2日を含む期間と、その前の同日数を比較する
- 上がったページの共通点を先に洗い出す
- 下がったページを指名検索とそれ以外に分けて一覧化する
やらなくていいこと
- 下がったページをすぐ削除・noindexにする
- 全記事を対象にした一括リライトを始める
- 3月の更新のときの対応をそのまま繰り返す
比較の作り方を具体的に示します。Search Consoleの検索パフォーマンスを開き、「日付」から比較を選びます。5月21日から6月2日までと、その直前の13日間を並べてください。
次に「ページ」タブで、クリック数の差が大きいURLを上位20件書き出します。そのうえで「クエリ」タブを開き、自社ブランド名を含む検索を除外します。ここまで絞ると、更新の影響を受けたページが残ります。
削除は避けてください。順位が下がったページでも、内容に価値があれば次の更新で戻る可能性があります。削除すると、その可能性ごと失います。判断は最低でも1か月、できれば次の更新まで待つのが妥当です。
「年2回以上」を前提にした運用へ
2026年前半は、コアアップデートが短い間隔で繰り返されました。3月の更新が4月8日に完了し、5月にはまた次の更新が始まっています。この頻度は、運用の設計そのものに影響します。
更新のたびに全記事を見直す運用は、工数が持ちません。代わりに、平常時から流入上位20ページの内容を定期的に更新する運用に切り替えてください。更新が来たときに慌てて動くのではなく、常に手入れされている状態を維持する形です。
もう1つ、変動の記録を残す習慣も効きます。更新のたびに「どのクエリが動いたか」を1枚のシートに追記してください。3回目、4回目の更新のころには、自社が動きやすい領域が見えてきます。毎回ゼロから調べ直す必要がなくなります。
シートの列は4つで足ります。更新の名前、クエリ、変動前後の掲載順位、そのページのURLです。これだけで、同じページが毎回動いているのか、更新ごとに違うページが動いているのかを判別できます。
前者なら、そのページの内容そのものに評価の揺れる要因があります。後者なら、サイト全体の評価が動いていると考えられます。打ち手の範囲がまったく違うため、この区別には価値があります。
よくある質問
2026年5月コアアップデートはいつ完了しましたか
6月2日です。展開の開始は5月21日で、期間は約12日間でした。完了はGoogle Search Status Dashboardに記録されます。
順位が下がったページは削除すべきですか
削除しないでください。コアアップデートは違反の検出ではなく、相対的な評価の並び替えです。内容に価値があるページは、次の更新で戻る可能性があります。判断は最低でも1か月、できれば次の更新まで待ってください。
検証はどこから始めればよいですか
上がったページからです。下がった理由は自社のページの中には書かれていないため、先に評価されたページの共通点を探します。その仮説を下がったページに当てると、改善方針が具体的な項目になります。
Sources · 一次情報
この記事は一次情報をもとに作成し、公開前に自動検査を通しています。作成の手順と訂正の方針は運営者情報に記載しています。
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