Googleが2026年3月コアアップデートの展開を開始。直前のスパムアップデートは19.5時間で完了
Googleが2026年最初のコアアップデートを3月27日に開始しました。完了まで最大2週間の見込みです。3日前に終わったスパムアップデートとの違いと、変動期にサイト運営者がやること・やらなくていいことを整理します。
結論
Googleは2026年3月27日、2026年最初のコアアップデートの展開を開始しました。完了まで最大2週間かかる見込みです。
コアアップデートとは、特定のスパム対策ではなく、検索結果全体の評価の仕組みを見直す定期的な更新です。Googleはこれを「通常の更新」と説明しています。目的は、あらゆる種類のサイトから関連性が高く満足度の高いコンテンツをより良く表示することです。
専用のブログ記事は公開されていません。新しいポリシーや新機能の告知を伴わない、評価の並び替えだけの更新だと考えられます。
「a regular update designed to better surface relevant, satisfying content for searchers from all types of sites」
「あらゆる種類のサイトから」という部分が要点です。特定の業種やページ形式を狙い撃ちする更新ではない、という宣言になっています。
3日前のスパムアップデートと混同しない
この更新の直前、3月24日から25日にかけてスパムアップデートが展開されました。開始は米国太平洋時間3月24日12時、終了は3月25日7時30分です。所要19.5時間は、Googleが公開しているスパムアップデートの中で最短の記録になります。
つまり3月下旬には、性質の違う2つの更新が数日の間隔で走ったことになります。順位が動いた日を記録していないと、どちらの影響かを後から切り分けられません。
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2026年3月のGoogle検索アップデートの時系列
- 1
3月24日
スパムアップデートの展開開始(米国太平洋時間12時)
- 2
3月25日
同アップデート完了(7時30分)。所要19.5時間で最短記録
- 3
3月27日
コアアップデートの展開開始
- 4
最大2週間後
コアアップデートの完了見込み。この間は変動が続く
スパムアップデートは、ガイドライン違反の手法を検出する仕組みの更新です。対してコアアップデートは、違反していないサイトの順位も動きます。「何も悪いことをしていないのに下がった」が起きるのはコアアップデートの側です。
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スパムアップデートとコアアップデートの違い
スパムアップデート
3月24〜25日・19.5時間
- ガイドライン違反の検出精度を上げる
- 違反していなければ原則動かない
- 下がったら違反箇所を特定して直す
コアアップデート
3月27日〜・最大2週間
- 検索結果全体の評価を見直す
- 違反がなくても順位は動く
- 下がっても削除ではなく内容の見直しで対応する
この違いは、下がったときの打ち手を分けます。スパムアップデートで下がったなら、違反している箇所を特定して取り除く作業になります。コアアップデートで下がった場合に同じ対応をすると、問題のないページまで消すことになります。
影響を受けるページ・クエリ
影響が出やすいのは、検索意図が広く、競合ページが多いクエリです。「〇〇 おすすめ」「〇〇とは」「〇〇 比較」といった検索が該当します。どのページが最も満足度が高いかをGoogleが判断し直す余地が、そこには大きく残っているためです。
具体例を挙げます。BtoBのSaaSサイトが「勤怠管理システム 比較」の一覧ページを持っているとします。比較軸の網羅性も情報の鮮度も近い競合が複数いるため、評価の並び替えが起きやすい領域です。
ECサイトも同じです。商品詳細ページより、「〇〇 選び方」のような解説記事の方が動きやすい傾向があります。詳細ページは型番や価格という一意の答えを持つのに対し、解説記事は代替できるページが多いためです。
一方、影響が小さいのは指名検索と、答えが一意に決まるクエリです。自社ブランド名での検索、店舗の営業時間、型番の在庫確認などは、そもそも並び替えの余地がありません。ここが下がっている場合、コアアップデート以外の原因(インデックスの問題や技術的なエラー)を先に疑うべきだと考えられます。
やること/やらなくていいこと
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コアアップデート展開中の対応
やること
- Search Consoleで3月27日を境にした比較期間を作る
- 変動が出たクエリとページを、指名検索とそれ以外に分けて記録する
- 展開完了のアナウンスを待ってから評価する
やらなくていいこと
- 展開中に記事を大量に書き換える
- 順位が下がったページを慌てて削除・noindexにする
- スパムアップデートの対策(低品質ページの一括削除)をそのまま流用する
展開中に本文を書き換えてはいけない理由は、効果測定ができなくなるためです。順位の変動が更新によるものか書き換えによるものかを区別できず、次の判断材料を失います。
やることは記録の準備です。Search Consoleの検索パフォーマンスを開きます。「日付」フィルタで比較を選び、3月27日以降と、それ以前の同じ日数を並べてください。
次に「ページ」タブで、表示回数とクリック数の差が大きいURLを書き出します。さらに「クエリ」タブで自社ブランド名を含む検索を除外します。ここまで絞ると、更新の影響を受けたページが残ります。
最大2週間という見込みは、途中経過での判断が無意味であることも示しています。展開の途中で一度下がったページが、完了時には戻っていることがあります。逆に、途中で上がったページが最終的に下がる場合もあります。
過去のコアアップデートでは、2025年12月の更新が18日を要しました。今回の見込みはそれより短いものの、2週間は月次のレポートを1回またぐ長さです。3月と4月の数字を単純に比較すると、更新の影響と季節要因が混ざります。
よくある質問
2026年3月のコアアップデートはいつ完了しますか
Googleは展開開始時点で、完了まで最大2週間かかる見込みだと説明しています。完了は Google Search Status Dashboard に記録されるため、そこで確認できます。正確な完了日は展開開始の時点では確定していません。
スパムアップデートとコアアップデートは何が違いますか
スパムアップデートは、検索ガイドラインに違反する手法を検出する仕組みの更新です。コアアップデートは、違反していないサイトを含めた検索結果全体の評価を見直す定期的な更新です。したがって、違反がなくても順位が動くのはコアアップデートの側になります。
順位が下がったら、すぐに記事を書き直すべきですか
展開が完了するまでは書き直さないでください。展開中は順位が上下するため、書き直した効果と更新の影響を区別できなくなります。完了のアナウンスを確認してから、どのクエリのどのページが下がったかを特定し、そのうえで内容の改善に着手してください。
Sources · 一次情報
この記事は一次情報をもとに作成し、公開前に自動検査を通しています。作成の手順と訂正の方針は運営者情報に記載しています。
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