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3月コアアップデートが4月8日に完了。下げたのは「中間にいる」比較・まとめサイト

Googleの2026年3月コアアップデートが4月8日に完了しました。下げたのはアグリゲーターやディレクトリ、比較サイトです。評価されたのは独自調査と自社データでした。何を作り直すかを整理します。

結論

Googleの2026年3月コアアップデートが、4月8日に完了しました。展開の開始は3月27日で、期間は約12日間です。

順位を下げたのは、「中間にいる」サイトだと報告されています。アグリゲーター、ディレクトリ、比較サイトが典型です。情報を集めて並べる役割のサイトが、まとめて評価を落としました。

評価されたのは、その逆にあたるものです。独自調査、自社が持つデータ、実際に試した結果、実在の顧客事例が挙げられています。専門知識やアクセス権がなければ書けない分析も同様です。

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この更新で分かれた2種類のページ

下げた側

中間にいるページ

  • 他社の公表値を集めて並べた比較表
  • リンクを整理しただけのディレクトリ
  • 読者が他所でも読める内容のまとめ

評価された側

何かを足しているページ

  • 自社で取った実測値や調査
  • 実際に試した結果と失敗例
  • 実在の顧客事例に基づく分析

「中間」という表現が的確です。一次情報でもなく、読者の判断そのものでもない。間に立って情報を受け渡すだけのページが対象になりました。

AI生成が問題なのではない

この更新について、AI生成コンテンツが狙われたという解釈が広がりました。報告された内容は、それとは違います。

分かれ目は「AIを使ったか使わなかったか」ではありませんでした。その内容がウェブに何かを足しているかどうかです。AIは制作工程の道具として問題ありません。罰せられたのは、人の検証を挟まずに量産する運用のほうでした。

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AI生成コンテンツの仕分け方

やること

  • AIに下書きさせ、人が事実確認と検証を加えたもの
  • 自社データをAIに整理させ、解釈を人が書いたもの
  • AIで構成を作り、実地の結果を人が書き足したもの

やらなくていいこと

  • テーマだけ与えて生成し、そのまま公開する運用
  • 既存記事をAIで言い換えて本数を増やす運用
  • 検証していない手順や数値を、生成のまま載せる運用

影響を受けるページ・クエリ

影響が大きいのは、他社の情報を集約して成立しているページです。

具体例を挙げます。SaaSの比較メディアで「勤怠管理システム 比較20選」のような記事を持っているとします。各製品の料金・機能を公式サイトから転記して並べた構成です。この形は、この更新で下げた「中間」に該当します。読者は同じ情報を各社の公式サイトでも得られるためです。

もう1つは求人や不動産のポータルです。掲載情報をそのまま並べたカテゴリページは、同様の位置づけになります。掲載元と読者の間に立つだけで、判断材料を足していない構造だからです。

一方、影響が小さいのは、一次情報を持つページです。自社製品の仕様、自社で行った調査、自社顧客の事例は、そもそも他所にありません。ここは並び替えの対象になりにくいと考えられます。

やること/やらなくていいこと

比較サイトを畳む必要はありません。比較という形式が否定されたわけではないからです。問題は、比較表の中身が転記だけで構成されていることです。

やることは、比較表に「自分で確かめた列」を足す作業になります。手順を示します。

  1. 主力の比較記事を1本選ぶ
  2. 比較表の各列に「公表値の転記」か「自分で確かめた」かのラベルを付ける
  3. すべて転記なら、1製品でよいので実際に触って1項目を確かめる
  4. その結果を、他では読めない情報として本文に書く

たとえば勤怠管理システムなら、無料トライアルに申し込み、初期設定にかかった時間を計測します。「A社は設定完了まで約40分、B社は約15分」という記述は、公式サイトのどこにも書かれていません。これが「足している」状態です。

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比較表に「確かめた列」を足す手順

  1. 1

    1. 対象を選ぶ

    流入上位の比較記事を1本だけ選ぶ

  2. 2

    2. ラベルを付ける

    比較表の各列を「転記」か「自分で確かめた」に仕分ける

  3. 3

    3. 1つ確かめる

    1製品でよいので実際に触り、時間や手数を計測する

  4. 4

    4. 本文に書く

    公式サイトに載っていない事実として、数値ごと記載する

全記事に一度に適用する必要はありません。流入上位の3本から始めてください。効果が出た形が確認できてから、横展開する順序が安全です。

工数の目安も示します。1製品を実際に触って1項目を計測する作業は、半日あれば足ります。比較記事1本に3製品分入れるなら1.5人日です。20本の記事をすべて直そうとすると30人日になり、現実的ではありません。

だからこそ対象を絞ります。流入上位3本に絞れば4.5人日で済みます。効果を確認してから次の3本へ進む形が、失敗したときの損失も小さく収まります。

「中間にいる」を抜ける方向は2つ

構造的な話をします。中間から抜ける方向は2つしかありません。

1つは、一次情報の側へ寄ることです。自分で調べ、測り、試した結果を書きます。工数はかかりますが、代替されない資産になります。

もう1つは、読者の判断そのものへ寄ることです。情報を並べるのではなく、「この条件ならこれを選ぶべき」まで踏み込みます。ただし根拠が必要になるため、結局は一次情報が要ります。

どちらの方向でも、必要なのは同じです。他所で読めない情報を1つでも持つことです。この更新が示したのは、その1つを持たないページの居場所が狭くなったということだと考えられます。

この構造はAI検索でも同じ向きに働きます。回答を作る側から見れば、公表値の転記は元の一次情報から直接取れます。転記を並べたページを経由する理由がありません。

逆に、自分で測った数値はそのページにしか存在しません。引用する側にとって、代替できない情報になります。通常の検索とAI検索で、求められる方向が一致している点は押さえておく価値があります。

よくある質問

2026年3月のコアアップデートはいつ完了しましたか

4月8日です。展開の開始は3月27日で、期間は約12日間でした。Googleはこの更新を「通常の更新」と説明し、専用のブログ記事は公開していません。

AIで書いた記事は削除すべきですか

削除の判断基準は、AIを使ったかどうかではありません。報告されている分かれ目は、その内容がウェブに何かを足しているかどうかです。人の検証を挟まずに量産した記事は対象になりますが、下書きにAIを使い人が検証を加えた記事は問題になりません。

比較サイトはもう成立しないのですか

成立します。否定されたのは比較という形式ではなく、他社の公表値を転記して並べただけの中身です。比較表に自分で確かめた項目を1つでも足せば、他所では読めない情報を持つページになります。

Sources · 一次情報

この記事は一次情報をもとに作成し、公開前に自動検査を通しています。作成の手順と訂正の方針は運営者情報に記載しています。

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